■コードギアス 反逆のルルーシュR2#18 第二次東京決戦 あれ? 前回の次回予告では「第二次トウキョウ決戦」じゃなかったっけ? と出だしからなんだか首をかしげた今回のお話は、ブラックリベリオン以来となるブリタニア軍VS黒の騎士団の大戦闘。ゲフィオンディスターバー効果によって首都機能を麻痺させられたトウキョウ租界を舞台に、ついに決戦の火ぶたが切って落とされる。

今回の見どころといえばやはりこいつだろう。ついに脱出に成功したカレンが、まるでデ○ティニーガン○ムのような姿に改造された“紅蓮聖天八極式”にて大暴れ。腕は飛ばすわレーザーカッターは投げつけるわ…ようやく騎士団側にも反則級のスーパーメカがきたって感じかな。かのブリタニアの吸血鬼ことナイトオブテンはやはり咬ませ犬でしかなかったようで、あっさりご昇天。今までの鬱憤をここぞとばかりに晴らすカタルシス回となりました。
それにしても…なんだか胴体が「グラサンをかけたヤンキーの顔」みたいなんですが、これってひょっとしてグレンラガ…もとい
“紅蓮ラガン”とでもいうスタッフによる洒落のつもりだったのだろうか(笑。
メカ的な見どころは当然の如くかなり多く、量産型ガウェインとでもいうべきガレスや(あっさりやられていたけど)、ヴァルキュリエ隊のピンク色をしたヴィンセント(これもあっさりやられていたけど)、ルルーシュの蜃気楼VSモルドレッドや、全然役に立たない玉城の月下などなど・・・。
中でも注目すべきは、ジェレミアが乗った新型ジークフリート。ラクシャータ曰く「サザーランドジーク」という名称でしたが、まさかサザーランドの頭部がそのまんまついているなんて、まるで「機動戦士ガンダム08MS小隊」に出てきたアプサラスまんまじゃないか。あれを見た時は吹いたなァ。前回、それっぽい機影が出ていたからまさか…とは思っていたが…(笑。

※何にために出てきたのか分からなかった人々と、面白い顔をした人々の詰め合わせ。
ストーリー的な展開というのは特になく、せいぜい朝比奈のゼロに対する疑惑が進展したことぐらいかな。次回のタイトルが「裏切り」となっていることから、ついに危ぶまれていた騎士団の崩壊フラグが今回で成立したとも思えますが…まぁ、それは置いておく。むしろ、乱暴なストーリー展開の粗が色々と出はじめていて、観ていて無理のあるつじつまの合わない個所が目についた事の方が大きかったですね。だれしもが思ったであろう「ジェレミアを出撃させたんなら、ギアスキャンセラーでスザクにかけた“生きろ”ギアスを解除しとけよ」とか…。
その他、ナイトオブテンがトウキョウ租界に来ているのに、ナイトオブワンだけはなぜかいなかったり(鹿児島で星刻とまだやりあってるとか? でも彼らはいったん退却したはず…)、シナリオのお膳立て臭が非常に強く感ぜられました。「ああ、こうゆう展開にしたいからこうしたのね」っていうのが見え透いちゃってねぇ…正直勿体なかったかな、とも。
そして物語のラスト――絶体絶命のピンチに立たされたスザクは、なんと“生きろ”ギアス効果でもって、大量破壊兵器フレイヤを発射してしまう。ニーナがシュナイゼルのもとで開発したこれは、マイクロブラックホール爆弾のような兵器であり、爆発した周囲の空間をまるごと消し去ってしまうというとんでもない代物だった。我々の世界でいうところの核兵器のようなガジェットであるのは間違いなく…つまり、8月10日という日に当てた、一種のアイロニーだったわけです。これは「不謹慎だ」という見方もできるので、TBSにはクレームも相当行ってるんじゃないかなぁ…。
で、この爆弾が爆発したことによって、今まで無駄にぞろぞろいた人々の大半が御臨終。キャラの整理をするための回だったとも言えるのか。巻き込まれた人々の中には、咲世子やナナリーもいたのだけれど、これは案外生きているような気がします。なんでかっていうと、ブリタニア皇帝が日本に向かってやってきている――という描写があったから。例の思考エレベーターとやらで、
アーカーシャの剣へ退避させている可能性も大きい、という事ですな。まぁ、ナナリーに関してはそれでいいかも知れないが、その他のキャラはたぶん、あれで昇天しちゃったんだと思う。本当に、今さらながら不毛な物語だよなぁ…。
というわけで、今回も面白かったです。次回以降、二人の主人公の立場はいっそう悪くなっていくような雰囲気が濃厚ですが、それを乗り越えてどのようなラストが待っているのか…。放映期間も残り二カ月弱となってしまいましたが、クライマックスのその時まで、なんとか減速せずに突っ走って欲しいものですね。
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