突然ですが、今日はこの雨の中、浅草橋は「東京文具共和会館」にて開催された造形イベント・クリエイターズカーニバル(略称・クリカニ)に出張ってまいりました。このイベントが存在することを知ったのは実は昨晩の事。日々の巡回サイトの一つである
ABC-labo.comさんの更新リストを見ていたら、数件のディーラーさんが「明日参加します」と表明しておられ、その時点でWFやC3、HCなどに次ぐイベントがある事を知った、というわけでして。
イベント支援非公式サイト:
http://page.freett.com/crecarni/ 無論、規模としては昨年三月に赴いたTAT-CON程度のものである事は、開催場所から理解しました。メジャーかマイナーかといったら間違いなく後者に属するイベントでしょうからね。散歩がてら、ひとつ見学に行ってみるか…と思い立って、行ってきたというわけ。規模は小さめだったので滞在時間は30分程度だったんじゃなかろうか…。

共和会館外観。表通りからは一歩引っ込んだところに地味〜に建っているので、事前に場所を把握しておかないと辿り着くのは困難なのではないかと。おおっぴらに看板が出ているわけでもなし、ましてやイベントそのものの告知なんてあるはずもありません。だから――何も知らずに飛び込んでくる人がいないから、そういう意味で主催者側は安心できるのかな。
クリカニの会場はここの三階。他のフロアでは、同人誌(だと思う)の即売会のようなものがやっていましたが、そちらを覗いたわけではないので詳しくはしりません。TAT-CONの時もそうだったけど、おたくイベントっておなじ日にちに集中するのかな・・・? それとも単に、主催者が一緒だから根っこの部分でつながっているというだけなのか。
入場料は500円。パンフを頂いてから中に入ると、思っていたより狭くてディーラー数も少ない。TAT-CONより規模は大きいかと思っていたのだが、これは予想外だった。でも、並んでいるものをよくよく見ると、版権アイテムを陳列している卓が結構ある。中には、ワンフェスでしかお目にかかれないような版元のキャラクターを出展しているところもあり(おそらくは個人で版権取得をしたのではないかと)、企業に縛られない、自由度の高いイベントなのだなと感じました。
ただ、中にはいくつか権利関係の不透明なものもあり…「撮影禁止」の札が出ていたり、「具体的なキャラクター名」を記していない品があったりと、その境目はあやふやな模様。マク□ス某の某キャラクターそっくりのフィギュアを頒布していたところもあったけど、あれは多分……まぁ、そういう事なのでしょう。
作品の撮影をするつもりでカメラを持って行ったけれど、場内でカメラを構えている人は、私がいた時間帯では一人もおらず、そんな中で撮影に踏み切るのは野暮な行為だなと思いました。一応、運営スタッフの方に「場内は撮影禁止なのですか?」と伺ってみたのですが、そうではなく各ディーラーごとの判断に委ねられているとの事。にもかかわらず誰も撮影をしていないというのは、つまるところ……まぁ、そういう事なのでしょう。同じ趣味を持つ者として、この辺の空気はすぐにピンと来ました。だから今回のイベントにおいては作品の撮影は一切なし。まぁ、「個人で鑑賞するため」という名目でなら撮影はできただろうけど、イベント自体が各権利をどう捉えているのか不明瞭な以上、それがどんな形で火種になるか分からないからね…。
でも、私個人の本音を言うならば、やはり版元は版権に対してもっと寛容になってもいいと思う。そりゃーワンフェスのように高度に経済的なイベントでの販売の場合なら話は別だが、今回のようなごく小規模の、あくまでも同好の志同士が互いの作品を交換し合うような場(ガレージキット本来の意味ですな)において、企業イベントと同じ基準を適用するのはさすがに無茶があるよな〜と。
実際どうなっているのか分からないので、あまり迂闊なことも書けませんが、パッと外側から見るとそんな印象は拭いきれない。調べてみたら、このクリカニはワンフェスに次いで歴史のあるイベントだっていうじゃありませんか。今後とも末永く続いて欲しいものですね。でも、基本的には参加ディーラーによってイベントの質・内容ともに変わるのだろうから、買うor見る専門の参加者としては、各ディーラーさんの頑張りに期待するしかないのでしょうな。
会場を出た後は近辺の路地をうろうろ。ちょうど昼時だったので、どこかいい店でも見つかれば入ろうかと思ったのですが、生憎とそういうのは見つからず…。雨も酷くなってきたので、適当なところで切り上げて帰るべきか…と思ったらとある神社に到着しました。

「銀杏岡八幡神社」という文字が見えました。せっかくだから立ち入ってみる事に。

「くぐってご参拝下さい」とありましたのでその通りにして参拝。“茅の輪くぐり”なんてよく聞くものだけど、実際に目にしたのはこれが初めて。傘をさしたままでも余裕でくぐれるという大きなものでした。これで少しでも厄災が祓われていればいいのだけれどね。
いやはや、ガレージキットを眺めるのもいいが、こうして雨の中の参拝をするってのもいいものです。
TAT-CONの時もそうだったが、書いているのはイベントレポートのはずなのに、いつの間にかこういう話題にシフトしているあたり、私が世間ズレしているという何よりの証拠なのかもね。でも、見知らぬ街を散策するのって楽しいですよねェ(一歩間違えれば不審者ですが)。

で、帰宅。もらってきたのは過去のクリカニにて配布されたパンフレットの束。取り立てて何かの役に立つとは思えないのだけれど、主催者のコメントなどの“読む部分”がそこそこにあるので、そういった方々の事を知るという意味でも、ひとつ勉強になるのではないかと。所沢で開催されたコスプレイベントを知った時にも思った事ですが、企業でも何でもない個人の集団が、自分たちへの利益なんてでるはずもない、こういった“場”を企画するのって、本当に偉いことだよな〜と思いますね。本当に末永く支持されてほしいイベントの一つだと思います。
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