先日の記事にてちょこっとふれた“Yahooオークションでの落札物”が届きました。海外は香港からの個人輸入…と思っていたけれど、国内に在住のバイヤーが輸入を代行しての販売だった模様。あっさり届いて安心安心。送料も驚くほど安く上がったし、なんだかんだで得したかな。モノ自体がかなりの高額だったのは置いといて(笑。
で、購入したものがこれ。

分かる人は分かる事でしょう。その名も「GDXガイキング・ザ・グレート」。香港に存在する玩具メーカー“MOST WANTED社”による「ガイキング LEGEND OF DAIKU-MARYU」の合体セットです。朝鮮半島あたりの集団が作る怪しげな違法コピー品などではなく、東映アニメーションの許諾を受けて製造されたれっきとした正規品。半年ほど前からネットの某画像掲示板で話題になり始め、オークションその他の手段で入手が容易になったので、私も手を出してみたというわけ。
MOST WANTED公式:
http://www.mostwanted.com.hk/template/index.php いわゆる“超合金TOY”ではなく、全てプラスチックとPVCパーツによるものなのですが、かなりカッチリとした作りで手ごたえはじゅうぶん。海外製品なのでプラスチックの精度がやや心配かな…。各関節にはクリック機構も仕込まれているのですが、だからといっていい気になってガチャガチャやると将来的に砕け散る事になりそうな…気も…しないでもない。
私はかつて、韓国はソノコントイ社が販売した「勇者シリーズ」「忍者戦士飛影シリーズ」などにもふれたことがあるのですが、そりゃあ酷い品質でした(特に後者)。なにしろ開封した時点で「一部が砕けてる」「メッキ禿げてる」「シールはがれてる」はデフォルトであり、正規のライセンスを取っているはずの品なのに、オリジナル版では入ってなかった謎のパーツがあったり、製品の一部の仕様が変更されていたりね…。そんなのを知っているから海外TOYは油断がならないのです。
だから、この「ガイキング」にしても過度の期待などはせずに開封してみたのです…が!
これがとんでもない良品だった。 商品の仕様は、三体の炎竜巨人パーツがそれぞれ変形・合体してガイキング、ライキング、バルキングになり、それがさらに合体してグレートになる、という王道のものなのですが、各形態は驚くほどカッチリとまとまり、可動域も十二分。自立性も問題なく――あのライキングですら、多少の無理があるとはいえ、支えなしで自立できてしまうのです――ガイキングの合体変形玩具としては文句のつけようのない見事な代物だった、というわけです。
あえて難をつけるならば、バルキングのひざ部分の塗装が片方だけ施されていなかった、という事ぐらいかな。海外ではそういう部分がまだまだ甘いのは百も承知なので、弄っている上では全然気にはなりませんが(笑。
この製品についてのは、玩具レビューサイト“無敵ロボ研究所”さんにて詳細な解説と紹介がなされています。各形態や各種仕様などについてはそちらを参照されるとよろしいでしょう。当該ページにおいては、いわゆる“初期不良”改善方法の紹介も掲載されているので、これからオークションや輸入ショップなどへ突撃してみようという人は、とりあえずそれを見てみるといいかもしれません。
参照:
http://members9.tsukaeru.net/ty1_toys/index.html 製品の問題点は多めのようですが、私が買ったものはそれほど不具合は感じませんでした。ひょっとして“当たり”を引けたのかな? それとも、二次生産分以降は上記の不具合は改善された状態で出荷されているとか…。まぁ、いずれにせよ――あくまでも“海外製品”だという事ですな。日本国内向けに大手メーカーが出しているものと同じ感覚で扱うと、痛い目にあうのは間違いないかと。

それにしてもデカい。このグレート形態で全高は46センチを優に超えてます。我が家の大物TOYといえば、タカラのキングジェイダーやTOMYのエルドランシリーズなどがあるのですが、いずれも押入れの奥底にて眠ったまま…引っぱり出してくるのも一苦労なので、手近にあった1/100オーバーフラッグ(左)と1/144カスタムフラッグ(右)で比較してみました。
早い話が1/100スケールのガンプラを縦に三つ積んだぐらいの高さがあるというわけ。日本の住宅事情などこれっぽっちも考慮されていない(当たり前だ)大きさが素敵です。でも、この画像じゃ実物の迫力は伝わらないだろうなぁ…それほどまでに大きいものなのです。ですから、
各三形態の炎竜巨人がそろい踏みした日にゃ…。
んで、ここで想うのが国内メーカーであるシーエムズコーポレーションから発売になったた同シリーズの事。なんだかんだで全三種+オプションパーツまで買ってしまったわけだけど、果たしてあれらの不具合は想像を絶するものだったのだな、と今にして思うのです。
自立できないライキング(そもそもスタンドの穴の大きさが合わなくて使い物にすらならない)、事あるごとに足や腕がスポスポ抜けるバルキング。当然、グレートへの合体は容易ではなく…そこへこの香港製ガイキングの登場である。サイズの大きさはともかくも、必要最低限の差し替えだけで、あとはほぼ完全変形・合体が可能という、ファンにとってはまさしく天からの授かりもの。正直、シーエムズ製品の品質って
海外製品以下なんだな〜と思っちゃったわけ。
ライセンスさえ取得でいれば開発・販売が可能になる玩具業界において、こんな事で良いのか国内メーカーよ。そのうち、国産キャラクターの商品であっても、その商品展開の主流は海外企業の手によるもの…なんていう未来が来てしまいそうな気がする。そんな一抹の不安と、先述の感動を味あわせてくれたのが、この「GDXガイキング・ザ・グレート」であります。その“MOST WANTED社”からは、「超重神グラヴィオン」「超獣機神ダンクーガ」のビッグソフビが企画中であったりと、日本アニメのキャラクター展開はまだまだ予定されている模様。今後はこういった海外メーカーにもアンテナを向けておく必要がありそうですね。
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