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大電波博覧会

■コードギアス 反逆のルルーシュR2#09 朱禁城の花嫁
 ついに物語の舞台は世界へと飛び出した。氷山空母に乗ってゼロ様ご一行がたどり着いたのは、中華連邦領土の海上人工施設“蓬莱島”。あらかじめ中華連邦との取引があったため、あっさりとそこを間借りすることで日本人の居住地を獲得してしまいます。果たして、その裏には何の意図が潜んでいるのか…というところで今日のお話がスタート。どうでもいいが、先週放送された謎の特番はなんだったのだろう。

 中華連邦では、皇帝にあたる天子の、ブリタニア第一皇子オデュッセウスとの婚姻が進められていた。政治すべてを牛耳る大宦官は、それによってブリタニア貴族の地位を得ようという目論見らしい。それが実現してしまえば、中華連邦に亡命した黒の騎士団は、ブリタニアへのいい手土産となってしまう。それに気づいたルルーシュは、新たに忍び寄ってきたその窮地を打開すべく動き出すのだった――というのが大まかなあらすじ。今回も色々と前シリーズとの接点が明かされましたね。

 1.桐原を含むキョウト六家の面々は、ブラックリベリオンの戦犯として処刑されていた。
 2.海底に没したガウェインはラクシャータの手によって引き上げられていた。
 3.ガウェインから回収したシステムは、新型機に搭載。その名は“蜃気楼”。
 4.ジェレミア・ゴッドバルトは生存。調整も済み、新たな敵として再登場の予感。


 ガウェインが回収されていたってのはひそかにうれしい設定。ブリタニア側に持っていかれてしまったのかと思っていたのでね…。C.Cもその時に救出されたって事なのでしょう。これで完全にシーズン1と繋がったって感じかな。騎士団側の空母“斑鳩”なるメカも用意されているようで、今後のアクションが楽しみです。
 ややショッキングなのは桐原達が処刑されていたって事ですな。そりゃー確かに、今までさんざんテロリストたちの支援を行ってきた影の組織でありますから、なんらかの罰が与えられたのだろうなと思っていましたが…仮にも日本国の象徴的な人々でしょう。それを処刑ってのは、ブリタニアとは随分と死刑の好きなお国柄のようで。あんまり気持ちのいい設定じゃないよね、と思っていたら本編で神楽耶がスザクに対して「言葉で人が殺せたら」的な発言を。スザクも相当憎まれているようですな…。前シリーズでロイド伯爵にいわれた「その矛盾はさ、いつか君を殺すよ?」というあの言葉は本当の事になるのかもしれない。なんとなくですが、そんな気がする。

 しかし今回はなんともカオスな大混乱回でありましたな。
 シュナイゼルVSルルーシュのチェス勝負にはじまり、再びゼロとまみえたニーナの大暴走、間髪入れずに展開する天子の婚礼の儀…でそこで巻き起こるシン・クーによるクーデター。駆け足&詰め込みすぎもいいところなのでは? と思うのだが、変に間を入れなかったのはむしろ大正解かもしれない。とどめは最後のジェレミア・ゴッドバルト再登場シーンである。ニーナのそれにしてもそうなのだが、こいつらが出てくるとそれだけで番組内を電波が飛び交うから困ったものだ。さすがに、今回ばかりは我らがゼロもチョイ役に回ったような印象でありますね(笑。

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 次回予告後のこいつが、今週の全てを持っていったような気がする…。
 それはそれとして、次回は「神虎 輝く刻」。ついにあのOPに出ている中華ロボが活躍する模様。同時に、黒の騎士団側の新メカのお披露目もなされることでしょうから、これは楽しみですね。久々の戦闘回でもありますし。プラモデルのCMも流れ始めたことですし、もっとそういう趣向の流れになると、個人的には嬉しいのですが…いかがなものなのかな。


■マクロスF(フロンティア)#09 レジェンド・オブ・ゼロ
 このサブタイトルから、「とうとうコードギアスとコラボレーションでもするのか!?」とか思ったり思わなかったりしたのであるが、あにはからんや、ゼロはゼロでもOVAとして発売された「マクロス・ゼロ」を、劇中劇として取り扱ったエピソードなのでありました。なるほど「マクロス」っていったらやっぱり劇中劇だよねェ。

 物語的な進展はさほどなく、ランカ・リーがついに歌手&女優として大きく踏み出し始めるまでを描いた良質な回でした。歌手として達成されたシェリル・ノーム。役者として達成された早乙女アルト。その両名からの声援を受け、立ち上がるランカ。主題歌の「トライアングラー」の意味が、はからずも顔をのぞかせていました。今はまだ受け身でいるほかないランカですが、いつかはアルトたちを叱咤激励するようなキャラクターに成長する…そんな期待を抱かせてくれるものがありましたね。

 個人的見どころは、途中で出てきた謎の怪物“ヒュドラ”との対決シーンで、マクロスならではとも言うべき「背景動画」が見られたことかな。最近のアニメではなかなか見ることのできないこの演出法ですが、こういう形で見せてくれるとは思わなかった。こういうのはどんどん取り入れていって欲しいですね。



 さて、新たな展開を迎えた「コードギアス」ですが、ネットの各所で流れている情報によりますと、早売りされた月刊ニュータイプにて、ゼロ用新機体“蜃気楼”の設定が掲載されていたのだとか。蜃気楼は1人乗りで、黒と金のカラーリング。要塞並みの防御力をもち、キーボードで入力し操縦するというエース達と戦闘力差があるルルーシュの為のチューンが施されている――との事。今週の放送でちらっとだけ映っていた黒と黄色の機体、あれがそうだったのですね。
参照:http://temple-knights.com/archives/2008/06/_r2913.html

 それにしても随分と先まであらすじが載っているんだなぁ。中華連邦での戦いが終わったらまたエリア11の学園に戻るみたいだけど、これ以上何の進展があるというのだろうか。そろそろ物語の根幹にかかわる謎の部分に触れていかないと、2クールで終われなくなるのでは…。ひょっとするとまだまだ続編が企画されている、という可能性がないわけでもないが、無駄に引き延ばしたところで「太陽の牙ダグラム」みたいな事になるのがオチよ。ほどほどに頼みたいところだ。

追記:本日の「サザエさん」を見ていたら、中島が磯野、やらないかとか言っていて盛大に吹きました。「やらないか」ってのはもちろん野球の事なんだけど、この字面だけ見ると、かのヤマジュンの漫画「くそみそテクニック」のそれを想起させて困ってしまう。思えば、「サザエさん」も年々ネタ度が高まっていっているよなぁ…。

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