■コードギアス 反逆のルルーシュR2#08 百万のキセキ
ゼロが命じる! 黒の騎士団は“行政特区日本”へ参加せよ! という事で、前回ラストで華々しく復活を遂げた我らがルルーシュは、黒の騎士団および日本人に対して、妹である新総督ナナリーの提示する“行政特区日本”への参加を呼びかけます。しかしながら、一年前にユーフェミアによる大虐殺が行われた過去を持つ“行政特区日本”に賛同する者はごくわずかであり、ブリタニア側も日本側も、ゼロの真意も読めぬまま波紋が波紋を呼ぶのでありました――というのが今回の出だし部分。物語全体の矛盾点が色々と表面化して来たこともあり、あまり面白い回ではなかったかな…。
どうでもいいが、このゼロのポーズが「俺のターン! ブルーアイズホワイトドラゴンでダイレクトアタック!」とかやっている様にしか見えませんね。
サブタイトルになっている「百万のキセキ」とは、文字通り“百万人による奇跡”。ゼロがブリタニア側に提示した要求とは、“行政特区”へ百万人を参加させてやるから自分を国外追放処分に――つまり、「見逃せ」というものであり、それを飲んだブリタニアが見たもの、それは参加者として集まった百万人以上の日本人による“ゼロの扮装”でありました。

これは素で笑った。というか吹いたな。「この発想はなかったぜ」という以前の問題として、なんでこんなにゼロの衣装を用意できたのさ、という無茶苦茶な展開にただ唖然とするしかありませんでした。もう、これを“奇跡”といわずして何というのかと。「奇跡は起きます、起こして見せます!」という、某バスターマシンパイロットのセリフじゃあありませんが、確かに起こしてこそ“奇跡”。こういうマジックショーみたいな事が現実に出来るかどうかは問題ではなく、テーマの一つとしてこのような展開が用意されたのだと捉えるべきでしょうね。でも、これは笑うよなぁ…。
そして――“奇跡”は“軌跡”へと姿を変えます。
百万人の参加者をゼロにする事で、全員をまとめて「国外追放」という名の「ブリタニアによる支配からの脱出」に転じさせたわけですが、そこから彼らの大移動が始まります。全ては計算づくであり、中華連邦に亡命していたディートハルトらによってあらかじめ用意されていた“氷山空母”に乗り、舞台はついにエリア11を離れ世界へ。正直、「黒の騎士団が日本を見捨ててしまっていいのか」とか、「よく藤堂たちがこの計画に賛同したな(ゼロの衣装を着ることに賛同したな)」とか、「今後、アッシュフォード学園パートはどうするのか」など、疑問点も山積みです。まぁ、谷口監督なら、半ば強引かつ鮮やかな手法でもって見せてくれる事でしょうから心配はしていませんが(笑。
正直、あまり面白いとは思えない回だったのだけれども、今回も色々な要素がてんこ盛りだったんだよねぇ。新たなライバルキャラになるかと思われたリ・シンクーは、どうやら末期の病気を抱えているようですし、扇要とヴィレッタ・ヌゥの再会があったり、これからの展開への伏線がバリバリ。特にシンクーの病気に関しては、間違いなく中華製のナイトメアフレーム“神虎”が絡んでいると思われるので、その辺も非常に気になりますね。OPでは毎回出てくるあのメカですが、本編登場はもう間もなくかな???
そんなわけでいよいよ世界編開幕。次回は特別番組として、またおかしなものが放送されるそうですが、再来週以降を楽しみに待ちましょう。あっ、そういえば今回はC.Cが一シーンも出てこなかった稀有な回でしたな(笑。
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