■マクロスF(フロンティア)#06 ファースト・アタック なんだかんだで視聴は続けてます。ごくごく普通に面白いし、映像も綺麗で格好良い。でも、それまでなのがこの作品の致命的な欠点だな。なまじ世界観が完成されきっているため、その上でいくら三角関係が繰り広げられようが、プロ歌手を目指すビルトストーリーが語られようが、宇宙怪獣が襲ってこようが、全ては神の手の平の上――なわけで。主人公・早乙女アルトも頑張って活躍しているけど、今のところは一兵士にして一学生に過ぎないわけであり、立ち位置は非常に微妙。まさかこのまま元祖マクロスが辿ったのと同じようなメロドラマにシフトしていくのではあるまいな…。
いずれにせよ、観続けていようがいまいがあまり大差ないのが本作の痛いところ。「過ぎたるは及ばざるが如し」じゃないが、完成度が高すぎるってのも考え物なのかもしれませんね。
前置きが長くなりました。第6話ではついに敵性体ヴァジュラとの本格的な交戦が描かれました。マクロスFも強攻型にトランスフォームしての大活躍。400メートル級という(あの世界においては)小型の艦でどうするのかと思っていたが、あれが変形してOPのあれになるわけだったのね。意外といえば意外だが、裏を返せば400メートルクラスの巨大ロボが、普段は戦艦形態になっている、と考えたほうがわかりやすいのかも。戦闘の魅せ方はもちろんGood。操舵士のオッサンが良い味出してます(笑。
ドラマ的な部分は、やはり歌姫シェリル・ノームとアルト、そしてランカリーの三角関係になるんだろうけど、今のところ三角関係にまでは発展していないので、ある意味安心して観ていられます。でも、元祖マクロスにしても、「愛は流れる」までは
二股かけた挙句、どっちかに振られるっていうパターンの繰り返しだったから(で、ああいうしょうもない結末になったわけです)、このまま進むと「優しさサヨナラ」の二の舞は確実…。私の彼はパイロット〜♪ キラリひかって番組と一緒に空中分解〜♪ なんて事にならないよう祈りたいものです。
個人的にはシェリルのキャラガどうにも好かんですな。ゼロから這い上がってきた根っからのプロフェッショナルという部分は良いのだけれど、やはり歌姫としての魅力に乏しいような…。もっと言えば、劇中で流れる歌に、さほどの魅力を感じないような…。加えて、先週の第5話では「バイバイ・シェリル」なんてサブタイトルだったくせに結局マクロスG(ギャラクシー)にはまだ帰らず、なんか次回でも出てくるみたいですしねぇ。そろそろウザったいかもしれん(笑。
それにしても――今回の戦場となったマクロスG(ギャラクシー)って、なんだかものすごく危うい臭いのする船団ですな。脳接続処置の開発やら、人体実験やらもやっているようですし、それこそ「メガゾーン23」における
デザルグみたいな存在になりかねないような…。いや、この例えは分かる人にだけ分かればいいのです。おしまい。
■パズル#05 相変わらず面白いのだがとにかく酷い出来のドラマ。今回のお話は、資産家の跡取り息子(といってももう老人)とのお見合いをする事になった主人公・鮎川が、その“お見合い”という名目の花嫁選び審査の最中に事件に巻き込まれるというもの。事件の背後を語るバックストーリーは素晴らしいものなのだが、それが殺人事件そのものに全然結びついていないのが痛い。そしてそこへ主人公をはじめとしたメインキャラクターが絡んでゆく動機も弱い弱い。
これさ、私のように「何も考えずにボーッと観ている」分には愉しいけれど、逐一整合性を求めたりする向きには耐えられない愚作じゃなかろうか。簡単なクイズネタを盛り込んだトリックは面白いんだけど、とにかくそれが浮いてしまっているんだよなぁ…。まぁ、真面目なミステリーを作ろうという気が、ハナっから製作者にはないのでしょうが、やや惜しいかな〜とも。
公式:
http://puzzle.asahi.co.jp/ そういえば今回、冒頭で鮎川が拾った財布のお金を盗み取るシーンがありましたが、ああいうのは夜9時のドラマでは不味い表現なんじゃないかなぁ。ましてや鮎川は仮にも“教師”という役割なのだし…。
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