■GR-ジャイアントロボ-#09 別離
今回は文句なしに面白かったぞ! 全編にわたってGR2との再戦闘が丹念に描かれ、大作を捕獲しようというGRO特殊部隊との肉弾戦も合間に挟まれるという、なかなか濃密な展開でした。まぁ、戦闘ばっかりだと話が進まなくなってしまうのだが、非常に格好良かったので、これはこれで大満足(笑。
物語のお膳立ては色々考えられていましたねぇ。「なぜGROが、ネバダにあるUNISOMの基地の内部を知っていたのか?」とか、「大作を拉致したあと、特殊部隊はどうやって脱出するのか?」という部分の、あっと驚くその解法は、なかなかに鮮やかだったのではないかと。小中千昭氏もこういう脚本書けるんですな。今までは最悪という印象しかなかったけど、これでちょっとは見直しました。それに――今回はグロテスクな表現も少なかったしね。
内容についてですが、少しずつ色々なネタが浮き彫りになりはじめたかな、という感じですね。
怪しさ120パーセントのBFNにしても、「GR同士の戦闘が行われているにもかかわらず、報道を行わない」という判断を下したマックス・チャンプリンは黒確定。前回、GRO司令官ホッジスと会話していた男は、やはりこいつで間違いないかと(声も喋り方も一緒だったし)。いわゆる“黒幕”的な存在なのは確かなんだろうけど、どういう意図があるのか…この辺の謎解きは非常に魅力的であり、そして気になります。あとは脚本次第でしょうなぁ…。
さて、今回のサブタイトルである「別離」が示すとおり、マッケンジーが銃弾に斃れて死亡。大作自身もGROに拉致されてしまうという怒涛の引きでありました。次回は、いよいよGROの真の目的が明かされる模様ですが、まさかのまさかで「宇宙からの侵略者に備えてGRを集めている」なんていう安いネタではないでしょうな。着地点の見えている物語ほどつまらないものはないので、どうかアッと驚く真相を期待したいところ。
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