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窮屈な箱庭の現実

◆職場のPCからガンダム書き込み200回、農水省職員処分
 今日はあったかくて良い日和ですね。と、朝刊を見たら真っ先に目が行った“生温かいニュース”がこれ。なんでも、農林水産省職員が勤務時間中に「ウィキペディア」へ、職場のパソコンを使って業務と関係のない書き込みをしていたとして、当該職員6人を口頭で厳重注意したと発表した――のだとか。まぁ、アレだ。税金泥棒は死ねよ、と。
参照:http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20071004i518.htm

 うち1人は、アニメ「機動戦士ガンダム」に関する書き込みを200回以上行っていたという。同省によると、ウィキペディアへの書き込みは2003年以降に計408回あり、うち業務と関係のないものが3分の2を占めた。書き込みの内容は、ガンダムで登場する武器の説明の修正のほか、映画「幸福の黄色いハンカチ」、埼玉県都幾川村に関する書き込みなど様々だった。今年1月の宮崎県知事選に出馬し、東国原英夫知事に敗れた元農水省幹部について、「大敗」とあった記述を削除して「惜敗」と書き換えた例もあった云々…。
 と続くわけですが、私が気になったのは「ガンダム書き込み200回」という見出しについて。だってさ、ガンダム以外の事も書いていたんでしょ? それなのになぜガンダムの名前だけがことさらクローズアップされるのか。当該職員六名のうち一人ですよ。「一人はみんなのために、みんなは一人のために」じゃありませんが、“ガンダム”という単語に固執しすぎだろうと。

 むろん、こういう単語を出せば世間の食い付きがいいのは分かります。現に私もこうやって取り上げて、読売新聞社のページにリンク貼ってるぐらいですし。大方、こういう流れを作る事が狙いなのだなーとは容易に想像できる事であります。が、そんなんでいいのですかマスコミ諸氏よ。本当に取り上げるべき問題は、勤務中に無関係なサイトへのアクセスを繰り返していた、という事であり“ガンダム”だろうと“ドラグナー”だろうと五十歩百歩のはず。こういう報道の仕方は、「手段が目的化」の悪しき典型ではありませんか?

◆学校荒らし800万、関東一円で80件繰り返す
 関東一円なら80件で80円しか儲からなかったんじゃないの? という低レベルなボケはさておき、昨日気になっていたニュースです。
 この逮捕された連中は、数年前から2人一組で、深夜に玄関や裏口のドアの鍵をこじ開ける手口で学校へ侵入。職員室や教室の現金やテレビ、パソコン、生徒の携帯用ゲーム機、女子生徒の体操着などを盗んでいたとみられ、盗品の大半はリサイクルショップで換金していたらしい、という事だそうですが、何か引っかかるものを感じるのは私だけでしょうか。
参照:http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20071004i101.htm

 そう、携帯ゲーム機がなんで学校にあるのさ、という疑問が湧くのですよ(多分高校だとは思うけど…)。盗られて困る高価なものを持ってくるな、という以前に、学校にゲーム機持込はおかしいでしょ、と。これは学校荒らしだけを責めることはできますまい。そういう高価な品々を生徒が持ち込んでいた事をキチンと把握し、相応の指導を行わなかった学校側の管理責任も無視できないぞ、と。
 かくいう私も、高校時代にはゲーム機を持ち込んでいる生徒を数多く見てきました。中には、セガサターン本体と携帯型テレビを持ち込んでいた異常者もいらっしゃいましたが、それだけ大っぴらにやっておいて、いざ盗難にあったら「窃盗だ」なんだと言い出すのは、やはりおかしいな〜と。

 空き巣行為は紛れもない悪ですが、それを助長するような風潮(この場合は学校側の管理の甘さ)が蔓延している事も問題ではないかと思います。生徒の自主性を重んじるのもいいけれど、せめて高校課程終了までは、教師陣があるべき方向へ先導してやる必要があると思うのですよ。
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4件のコメント

[C216] マスコミって

なんというかマスコミの一部の人間って、自分の理解できないものを徹底的に排除しようとする傾向があるような気がしますよね。で、自分たちにその力があるのを分かった上で、さらに、恣意的にその力をふるってるとしか思えないときがままに。

昔はその対象がPCであったりする時期もありましたが、自分たちもさすがにPCを使って飯を食わざるを得なくなったから、その傾向は薄れて今度は別の標的を狙っているような気がしてなりません。

そんなことで公平さなんか標榜できるのか本当に怪しいもので。何か起きたらぼくなんかはいい標的でしょうね。PCヲタクの写真ヲタクのフィギュアも集めてるわで。せいぜい餌食にされないようにだけは気をつけないと。(笑)

[C217]

う〜ん、辛口なご意見ですね。確かにマスコミは横暴で、話題性欲しさに“でっちあげ”をやらかす事も稀ではありませんが、“排除”とはまた違うような気もするんです(あくまでも私の受け取り方ですが)。
結局は、自分達の飯にするために、話題をふりまき(時には自ら作り上げ)それを含有するメディアを売りさばくのがマスコミの目的ですので、その対象を根絶させてしまっては元も子もない、とは言えるのではないかとも思うのです。

が、現実にはazureさんの仰るように、異文化迫害を奨励するような煽動を行う事も多々ございます。それは何でなのだろう――と考えると、ひとえに「一つのムーブメントを強制的に終わらせる」事が目的としてあるのではと、私は考えています。終わらせてどうするのか、というと先述のように「次の話題」へと世の中(大衆)を煽動していくのではないかと思います。

ですので、私の持論(笑)の上では、「マスコミが騒ぎ始めた時がそのムーブメントの終焉なのだ」という感じで捉えております。言うなれば、腐肉に群がる蝿そのものですよね。「蝿がたかった時が、その肉のタイムリミット」というような…。

願わくば、こういったマスコミのエネルギーが、世の中の悪を裁く方向に向いてくれるといいのですが…。
  • 2007-10-06
  • 括琉
  • URL
  • 編集

[C218] どうも

どうも個人的にマスコミに対していい印象を持っていないようです、ぼくは。なんというかいろいろ存在自体に疑問を持っているというか、、何といいますか。自分たちは公平な存在であると大上段に構えて主張すること自体にどうもいらだちを覚えるようで。

いろいろとマイナーなものに対しては非常に冷たいばあいがあって、そのマイナーな集合の側にいることが多かったからかもしれません。

[C219] おそらくは

マスコミに対する感じ方・捉え方の違いは、おそらくは私たちの世代の差によるものではないかと推察するのですが、いかがでしょう。
仰られている「マイナーなもの」というのは、いわゆるサブカルチャー全般ですよね。TVゲームがなかった時代には、漫画が槍玉に挙げられていたとも聞いております(今じゃ考えられない事です)。特に80年代までのサブカル弾圧・バッシングは、そうとう酷いものだったのだとか…。

ただ、時を経てみたら、そうした迫害の時代を生き残ったサブカルチャーの担い手達が世界に名だたる巨匠と化していたり(で、それをマスコミは持ち上げるわけで)と、今の視点で見るとなかなかに小気味良いなとは感じます。
私は80年代初頭生まれなので、幸か不幸かそういった弾圧を知らずに成長してきたわけですが、それゆえ「享受する事を当たり前」と捉える世代にも当てはまり、いわゆる「連綿と続く文化の担い手」になることは難しいのかも知れません。結局のところは、体のいい消費者に落ち着いてしまっていますし(笑。

個人的には、マスコミは必ずしも「公平」である必要はないのではないか、とも思います。むろん、贔屓したり叩いたりする対象が正確に見極められていれば、の話ですが。
あくまでも私見ですが、今のマスコミに欠けているのは、そういう部分であるような気がします。なんと言いますか、目先の面白さだけに釣られてねたを提供しているだけ…というような…。かの「電車男ブーム」にしても、大多数のマスコミが取り上げたのは「メイド喫茶」や「フィギュア」というような、偶像化されたものばかりでしたし(笑。
たまにTVで流れる「懐かしアニメベスト100」のような番組にしても、出てくるラインナップは往々にしていつも同じ…。こっちとしては「もっと突っ込んでくれよー」と叫びそうになるのを毎回こらえています。そういう意味での「公平さ」なら、むしろ渇望するところではあります(笑。
  • 2007-10-07
  • 括琉
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ahamkara

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